シンガポールへの海外赴任が決まり、期待とともに不安を感じているご家庭も多いのではないでしょうか。とくに小さなお子さんを連れての移住となると、「現地で日本語の教育環境はどう整える?」「日本の文化や季節感をどうやって伝える?」といった悩みがつきものです。
そんな不安をやわらげてくれる心強い味方が、ベネッセの「こどもちゃれんじ」。なかでも毎月配信される、とあるデジタルコンテンツが私たち家族の海外生活に欠かせない存在です。
この記事では、シンガポール赴任を控えるご家庭に向けて、「こどもちゃれんじ」の活用メリットと実際の体験談を交えながら、なぜおすすめなのかを詳しくご紹介します。それでは、どうぞ!
海外赴任で子育て環境はどう変わる?
海外赴任、とくにシンガポールのような日本とは文化や気候が大きく異なる国では、子育ての環境も大きく変わります。多くのご家庭が「子どもの教育や情緒面のサポートをどうするか」に悩みます。特に以下の3つの課題は多くの家庭に共通するものです。
絵本が手に入りにくい
日本では簡単に手に入る絵本も、海外では入手が難しいことがあります。現地の書店に並ぶのは英語や中国語の絵本が中心で、日本語のものはほとんど見かけません。オンラインで購入しようとしても送料や配送日数の問題が立ちはだかります。
オーチャードという、日本で言うところの銀座みたいな中心街まで足を伸ばせば日本語の絵本を購入することも可能です。しかしわざわざ移動するのも面倒ですし、金額も日本で購入する場合の倍くらいします。
四季や行事に触れる機会が少ない
シンガポールは一年中常夏の国。気温の変化がほとんどなく、春夏秋冬といった日本独特の季節の移ろいを体験することができません。日本の四季や季節ごとの行事を体験させたいと考える家庭にとっては、大きなギャップです。
日本語環境が不足しがち
現地校やインターナショナルスクールに通わせる場合、日本語での会話や読み書きに触れる機会が一気に減ります。自宅でどれだけ日本語環境を保てるかが、子どもの母語の保持に大きく影響します。
こどもちゃれんじとは?海外でも使えるの?
教材の特徴と対象年齢
「こどもちゃれんじ」は、0歳から6歳の子どもを対象にした、ベネッセが提供する幼児向け教育教材です。年齢に応じた教材が毎月届き、絵本やワーク、知育玩具、映像コンテンツが一体となって子どもの知的・情緒的な発達をサポートします。
海外でも使える?配送・デジタル教材について
こどもちゃれんじは、海外での利用にも対応しています(※一部地域除く)。さらに近年では、ブラウザやアプリを通じたデジタルコンテンツも充実しており、日本の住所で契約し、出国後はオンライン教材を活用するスタイルをとる家庭も増えています。(物理的な教材自体は日本に届いてしまうので、それが欲しい場合には家族に別送してもらうなどの手配が必要です)
また、海外渡航後でも一部地域では受講申し込みが可能です!教材がオンタイムに届きますので、オンライン教材に加えて絵本やワーク、知育玩具などの「手に取って楽しめる教材」も、月ごとにきちんと受け取れるのが嬉しいポイントです。子どもにとっては、画面の中だけでなく実際に手で触れる体験が、学びの定着や好奇心の刺激につながります。
地域によっては配送の可否や時間に差があるため、赴任予定地が対応しているかどうかは、事前に公式サイトや問い合わせ窓口で確認しておくと安心です。とはいえ、オンラインだけでも十分に充実した内容が用意されているため、たとえ物理教材が使えない場合でも、安心して受講をスタートできます。
シンガポール赴任家庭に嬉しい「えほんの時間」
毎月届く!ブラウザ配信型の「えほんの時間」
こどもちゃれんじの魅力のひとつが、毎月ブラウザ上で配信される「えほんの時間」。ここでは大きく分けて2種類のコンテンツが配信されています。
ひとつは、紙の絵本と同じ内容をオンラインで読める「デジタル絵本」。豊かなイラストとわかりやすい言葉で構成されており、親子で一緒に読み聞かせを楽しむことができます。海外では紙の絵本を手に入れるのが難しいケースも多いため、手元のデバイスで同じ絵本を繰り返し読めるのは大きなメリットです。
もう一つは、「おはなし動画」と呼ばれるアニメーション型のコンテンツです。絵本の世界観をそのままに、動きや音楽、音声ナレーションが加えられており、子どもが自分で楽しめる工夫がされています。視覚と聴覚の両方から日本語に触れられるので、言葉の習得にも役立ちます。

海外で日本語の絵本を読むのは難しい中、「えほんの時間」は親が忙しい時でも手軽に日本語に触れられる貴重な教材です。寝る前の習慣として活用している家庭も多く、心を落ち着ける時間としても重宝されています。
四季や行事を感じられる内容とは?
「えほんの時間」では、春の桜、夏の海、秋の紅葉、冬の雪など、日本ならではの自然や文化が登場します。加えて、ひな祭りや七夕、お月見といった季節の行事もコンテンツに盛り込まれており、子どもにとって「今、日本はどんな季節かな?」という感覚を自然と身につけることができます。
親子の時間が自然に生まれる
共働き家庭や海外生活に忙しい家庭でも、5分〜10分程度で完結する「えほんの時間」は、親子で一緒に過ごすコミュニケーションの時間をつくってくれます。読み聞かせだけでなく、会話や感想を共有することで、子どもの言語能力や思考力も育まれます。
実際に活用して実感している事
赴任前に準備したことで感じた安心感
実際にシンガポールへ赴任してみて、出発前にこどもちゃれんじに入会ておいてよかったと感じてます。というのも、赴任直後のバタバタした中でも、こどもちゃれんじの教材が届くことで子どもの生活リズムが整い、親も安心して過ごせたと思います。
子供が日本語を自然にキープできた理由
我が家では日本人向けの幼稚園に通っていますが加えて「えほんの時間」や日本語のワークを日常的に使っていたおかげで、日本語を話す・聞く力を維持できています。
まとめ:こどもちゃれんじは「海外生活の心強い味方」
海外赴任が決まったら、「子どもの教育・環境作り」は非常に重要なファクターです。こどもちゃれんじに赴任前から入会しておけば、日本語・絵本・文化の3つの柱が整った教材が自宅に届き、スムーズに海外生活へ移行できます。
そして何より「えほんの時間」は、デジタルでも日本語の豊かな世界に触れられる貴重なツールです。たとえ海外にいながらでも日本の四季や行事に触れながら、子どもと親が読み聞かせを通じて一緒に成長できる、とてもおすすめなアプリです!
それでは、また!