週末や休日、シンガポールで親子が一緒に楽しめるお出かけスポットを探していませんか?主要な観光地は行きつくしたし、いつもと少し違った楽しみ方は出来ないものか、、、
そんな家族におすすめなのが、シンガポールのChoa Chu Kangから出発するLRT(Light Rail Transit)です。LRTは短い区間を走る高架鉄道で、子供にとっては「街を見下ろすちょっとした冒険」気分を味わえる場所。大きな観光スポットに出かけるほどではないけれど、少し特別な体験をしたい…そんな日のお出かけにぴったりです!
LRTは駅数も少なく、コンパクトなシステムなので、親にとってもアクセスしやすく安心な移動手段。新しい車両も導入され、乗るだけで特別な時間を過ごせるのが魅力です。この記事では、LRTの楽しみ方とその魅力についてご紹介します!

Choa Chu Kang発のLRTの基本情報および路線図
- 起点:Choa Chu Kang駅(MRT北南線と接続)
- 主要エリア:Bukit Panjang地域を中心に複数の駅があり、主要な商業施設や住宅地にアクセスしやすい
- 距離と所要時間:短い区間の路線ですが、周回する構造のため、乗り降りしやすく、ちょっとした移動やプチトリップに最適
- 運行間隔:通常数分間隔で運行しており、待ち時間も少なく、気軽に利用可能
- ServiceA/B:Bukit Panjangから先は時計回りのServiceAと反時計回りのServiceBがあります。後者は土日祝日だと運行時間が限られている事があるので要確認。

このように、路線は一周する構造で、子供とのお出かけで途中下車しながら気軽に散策できるのも魅力です。特にChoa Chu Kang駅(NSLine)およびBukit Panjang駅(DTLine)はMRTとの接続駅のため、他エリアへの移動もスムーズに行えます。短距離ながらもLRTならではの景色や雰囲気を味わえる路線です。
Bukit Panjang駅からも乗れますが、先頭車両の腰掛スペースはその時点で子供たちに占拠されている可能性が、、、。確実に先頭車両にスペースを取るならChoa Chu Kangから乗るのがおススメ!
*地図中のTen Mile Junctionへの運航は現在行っていません(2024年11月)
LRTの魅力:運転手気分が味わえる先頭車両
シンガポールのLRTは高架を走るため、車窓からの眺めが抜群。街の風景や緑地、遠くにはシンガポールらしいビル群が広がり、子供たちは普段見ている風景を少し高い場所から見ることができます。「あっ、線路の上にカラスが!」「こっちには大きな公園が見える!」と、見慣れた場所も新鮮な景色に感じられます。
特におすすめなのが、LRTの先頭車両に乗ること。

LRTは全線自動運転になっており、先頭は腰かけられるようになっています。そこに座ると、まるで自分が運転手になったような気分を味わえます。カーブを曲がったり、直線で急加速したり、子供たちは大興奮!次の目的地に向かって、まるで自分たちが電車を動かしているように感じるひと時です。
ただ、シンガポールの公共個通機関のシートあるあるで、ずっと座席や先頭車両で腰かけているとお尻や腰が痛くなってくるので、適度なストレッチは必須です。
親子で楽しむLRT利用のポイント
LRTはシンガポールの主要な住宅街を結ぶ路線で、手軽に乗ることができる便利な交通手段です。親としても気軽に利用できるポイントが多く、子供とのお出かけにおすすめです
- 簡単な乗り方:LRTはMRT(Mass Rapid Transit)と接続しており、MRT駅からのアクセスもスムーズです。
- リーズナブルな料金:LRTはお手頃な料金で利用でき、家族でのちょっとした移動にもぴったり。短い区間でも充分に楽しめるので、時間を気にせず気軽に利用できます。
- 安心の安全性:LRTの駅や車両内は清潔で、セキュリティも整っているため、小さなお子さん連れでも安心して乗ることができます。小さな冒険として子供にとっても安全で楽しい体験になります。※但し、ほかのMRTと違い、ホームから電車に乗る際は線路への落下に気を付けてください!
Choa Chu Kang 駅までのアクセス
Choa Chu Kangまでは、EastWestラインのJurong Eastで乗り換えて10分ほどで行けます。(以下Google Map参照)
まとめ:週末のお出かけにLRTで冒険気分を味わおう!
シンガポールでのLRT体験は、子供にとっては街を見下ろす小さな冒険、親にとっては安心して楽しめるアクティビティ。短い移動でも特別感を味わえ、新しい発見や思い出が生まれるでしょう。次の週末、ぜひ家族でLRTに乗って、親子で楽しむ小さな冒険に出かけてみてください!
